いまこれを読んでいる人は、今すぐにでも鼻水を止めたい人でしょう。
もう鼻をかみすぎて、鼻の下が赤くなってヒリヒリしていたり。
とにかく一刻も早く鼻水を止めたい!
だから、鼻水が出るメカニズムは後回しでいい!
そんなあなたに、試しやすい順番で「鼻水を止める方法」を伝授します!
ツボを押して止める
まずは簡単に、鼻のツボを押すことから始めてみましょう。
鼻の膨らんでいる部分、小鼻の横に「迎香(げいこう)」というツボがあります。
両手の人差し指で、そのツボを刺激してみましょう。
迎香はくしゃみを止めたいときに押しても効果があるので、覚えておくと役立つことがあるかも。
鼻には迎香だけでなく、いくつかのツボがあります。
目頭の少し下、鼻筋が始まる部分には清明というツボが。
清明を押したあと、鼻筋に沿って指を滑らせてみてください。
すると、小鼻の少し上のあたりに指がフィットするところがあります。
鼻通というツボ、そこもプッシュしましょう。
こうしてツボを刺激していくと、鼻水が止まってくるはず。
この方法は、主に花粉症による鼻水を止めるのに有効です。
もちろん風邪の人でも効果が期待できるので、まずはツボ押しを試してみてください。
水を飲んで止める
次に紹介する方法も、時間も道具もかからないお手軽な方法です。
水をひと口、口に含むだけ。すぐにできちゃいます。
やり方はとても簡単!
ひと口の水を口に含んで、そのまま20~30秒、飲まずに口の中にキープします。
そして、ごくりと水を飲む。
すると不思議なことに、鼻水が止まってしまうのです。
事前に鼻をかんでおいたり、口に水を含んでいるときに上を向いたりするとより効果的なのだとか。
ちょっと気持ち悪いと感じる人もいるかもしれませんが、これだけでつらい鼻水が止まるなら嬉しいことだと思いませんか?
ただしこの方法は、本来ウイルスや細菌を体外に排出する役割である鼻水を喉に流すことになります。
体内にウイルスが入ってしまうので、風邪の人にはおススメしません。
温めて止める
首の後を温めるのも、鼻水を止めるひとつの方法です。
電子レンジで蒸しタオルを作ったり、ホッカイロを使ったり、ドライヤーで暖めたり、方法はいろいろあります。
やけどしないように気をつけて、首の後、うなじの部分を温めてみましょう。
ちなみに蒸しタオルを使うのなら、直接鼻の上においても効果的。
10分から15分、鼻を中心に温めてみてください。
風邪でお風呂に入れないという人でもできる、おススメの方法です。
裏技で止める
次に紹介する方法は、裏技や豆知識と言える方法。
まず、息を思いっきり吐きます。
吐ききったら息を止めて、鼻をつまみましょう。
そのままゆっくり上を向き、下を向き、この動作を繰り返します。
苦しくない範囲で続けてみてください。
すると不思議なことに、鼻水がピタリと止まります。
人目があるところでは恥ずかしいかもしれませんが、効果は抜群のようですよ。
鼻水が出ないように予防する
そして最後に、なぜ鼻水が出るのかを知っておきましょう。
鼻水には大きくわけると、2つの役割があります。
鼻から吸い込む空気の湿度や温度を調整する役割と、鼻から入り込むウイルスや異物を洗い流す役割。
熱いものや冷たいものを食べたとき、鼻水がでるのは空気調節の目的です。
風邪や花粉症、辛いものを食べたときは異物を体外に出すのが目的。
出ると困る鼻水にも、きちんと理由はあるのです。
今出ている鼻水が、なんで出ているのかを考えてみましょう。
花粉症や風邪ならばマスクをしたり体調を整えたりすることで、根源から鼻水を予防することができます。
つらくなるほど鼻水が出る前に、できる事はしっかりとしておきましょう。
まとめ
・ツボを押してみる
・水を口に含んでみる
・首の後や鼻のまわりを温める
・息を止めて上を向いたり下を向いたりする
・鼻水が出ないように予防する
もちろん、薬を飲むという方法もあります。
ですが鼻水を止める薬は、眠気を誘うのがデメリット。
薬に頼る前に、すぐにできる簡単な方法を試してみませんか?
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