映画館や会議中、くしゃみが出てしまって迷惑をかけてしまったこと、ありませんか?
静寂を破り周囲から注目され、恥ずかしい思いをしてしまったことは?
もしもくしゃみが出そうになったらどうしよう…
風邪を引いたときや花粉症の人は、不安に思うこともあるかもしれません。
へたにくしゃみを我慢してしまうと、余計に大きな音を立ててしまうこともあります。
そんなときに役立つ豆知識、「くしゃみを止める方法」。
5つの方法を紹介するので、自分の体やシチュエーションにあった方法を見つけてくださいね。
舌を使って止める
まずは、あまり顔や手を動かさない、見た目にもわかりづらい「くしゃみを止める方法」から。
くしゃみが出そうになったら口の中で、舌を上顎の部分に押し当てます。
上の歯と下の歯が触れないよう、舌を突っ張り棒のようにするイメージです。
口の中で頑張るので顔はちょっと動いてしまいますが、練習をすれば上手くできるかもしれませんよ。
軽いくしゃみならこの方法でも効果は十分。
ですが、強いくしゃみはこれだけでは止められない場合もあります。
これから紹介する方法と組み合わせて実行すれば安心です。
コメディアンのポーズで止める
まずは「伊藤家の食卓」というテレビ番組で紹介された方法を紹介します。
上手くやればさりげなくできる技なので、自分なりのやり方を探してみましょう。
くしゃみが出そうになったら、鼻の下を強く押さえるだけ。
「加トちゃんペ」のポーズですね。
指を伸ばして押さえようとするから、「加トちゃんぺ」になってしまうのかも。
指の関節をまげて押さえれば、さりげなく誤魔化すことができるのではないでしょうか。
ツボを押して止める
お次は、小鼻の横を指で押すという方法。
小鼻のすぐ横には、「迎香(げいこう)」と呼ばれるツボがあります。
鼻筋を指でなぞりながら下っていくと指がフィットするくぼみがありますが、そこではありません。
もう少し下の、ちょうど鼻の膨らんだ部分、小鼻の横です。
鏡で見て確認してみてください。
このツボを押せば、くしゃみが止まるらしいですよ。
ちなみにこのツボは鼻づまりにも効果が期待できるとか。
花粉症に悩む人は、覚えておくといいかもしれませんね。
手を使わずに止める
手がふさがってしまっている場合には、手を使わないこの方法を。
くしゃみが出そうになったら、ピークの瞬間に口を最大限に開くという方法。
「ハクション」の「ハ」の瞬間ですね。
これ以上口が開かない!という限界まで口を開きます。
大きなくしゃみをして注目されることはなくなるかもしれませんが、人目がある場所ではちょっと恥ずかしい方法かも。
目も大きく見開かれてしまうので、口を手で覆ったとしても顔の変化は隠せそうにありません。
会議中やコンサート会場など、下を向けるときや暗い場所でなら活用できるかも。
どんな場所でこの技を使うかは、あなた次第です。
くしゃみの原理に逆らって止める
最後の方法を紹介する前に、そもそもなぜくしゃみが出るのかを説明しなくてはいけません。
くしゃみには、鼻から進入したほこり・ウイルス・花粉などの異物を体外に出すという、とても大事な役割があります。
だから本当は、くしゃみを思いっきりしてしまうほうが体にはいいのです。
最後に紹介する方法は、体の生理現象であるくしゃみに逆らった方法になります。
くしゃみが出そうになったら、逆に空気を思いっきり吸い込んでしまうという荒療治。
この方法は失敗するリスクも高いようですが、手が使えない場合や人目がある場所にはぴったりです。
ですがウイルスや花粉を吸い込んでしまうことになるので、あまりおススメできる方法ではありません。
まとめ
・舌を上顎につけて突っ張り棒にする
・鼻の下を押さえつける
・小鼻の横にあるツボを押す
・口を思いっきり開ける
・鼻から空気を吸い込む
どの方法も、いざというときにぶっつけ本番では、成功するかどうかちょっと心配。
自分に合った方法を見つけるためにも、今度くしゃみが出そうになったときに練習してみることをおススメします。
周囲に気づかれることなく、スタイリッシュにくしゃみを止められるといいですね。
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