寒い日が続くこんな日は鍋もいいですが、身近にうどんやスープで体を中から温めるのはとても即効性がありますよね。
それと、温かい「そば」も日本食では欠かせない1品ですよね。
最近は海外からの観光客も増え、また和食ブームもあって『そば』もうどんに続きよく知られるようになりました。
今回は、日本の代表とも言える「そば」について、
話題となった時に日本人だからこそ知っておいて『損はない』そばのイロハと自宅で失敗しない「ゆで方」をお届けします。
◆蕎麦についての雑学
皆さん、蕎麦はお好きですか?
少し前に「生そば」がモテ流行りましたが、お店が提供する本格的な手打ちの生そばは本当に美味しいですよね。
今でも有名店は毎日列を成しているかと思います。
お店にいけない時、自宅で「生そば」を1から作ろうとしたら、時間と労力が半端ないですよね。
しかし、嬉しいことに最近では「生そば」を店頭でも、
かなりの品数が増えて自宅でゆでるだけで本格的に味わえることができるようになりました。
私は「生そば」の柔らかな香りと、カツオの風味豊かなつゆが好きです。それと、
「生そば」のプリプリした触感と喉ごしがたまりません。
でも、「生そば」買ってきたのはいいけど、お店で提供されるような出来上がり。って、案外難しいと思いませんか?
私は過去2回、、ゆで時間を間違えてしまって麺がプチプチ切れてしまい、せっかくの「生そば」を美味しく食べることができませんでした。
そんな失敗はできることなら初めから避けたいですよね。
皆さんは、こちらを読んで頂けたら私のような失敗はせず、美味しい「生そば」を自宅で味わうことかできるでしょう!
ある、ひと手間を加えることで、失敗なく、「生そば」を自宅でも美味しく味わう方法をお伝えします。
【生そばを美味しくする!ほんのひと手間とは?】
生そばのゆで方の前に、少し「生そば」を購入するときのアドバイスを言います。
蕎麦は本来、そば粉だけでは繋がりにくく、よく「十割」が最高!と聞きますが、
ツルツル・シコシコとした麺を作り出すのには、小麦粉を2割ほど混ぜた方が良いと蕎麦屋は言います。
確かに100%のそば粉の表記のほうが高級そうに感じますが、
購入される際は「二八(にはち)」を選ばれるのをおススメします。(あと食塩も。後ほど記述しています。)
さて、本題ですがご存じの通り「生そば」は麺です。
なので『ゆで過ぎ』が大敵です!ゆで過ぎにより風味も損なわれ、
麺はプチプチと切れて食感も変わってしまいます。
そんな失敗を防ぐには!ほんのひと手間で解決しちゃうので、ぜひ覚えておいてください。
ポイントは、ゆで上がる30秒ほど早めに取り出し、手早く冷水で注ぎ洗いし、ぬめりを取ってから熱湯をかけて食べること!
皆さんは、ゆで上がった「生そば」をそのまま熱湯(温かいつゆ)に入れ替えていませんか?
“冷水につける”そんなひと手間で各段に美味しさが増しますよ。
寒い季節は温かいそばが食べたくなりますが、
本来「生そば」は、蕎麦ならではの「香り」「コシ」を楽しむために「冷やした」ざるそばで食べるのが本当は理想です。
有名な手打ちそば屋に温かいそばがおいてないのは蕎麦ならではの「香り」「コシ」を味わってほしいというこだわりがあるからなのかもしれません。
そうは言ってもこんな寒い季節、やっぱり温かい蕎麦が食べたくなるもの。
なので、温かい蕎麦を「生そば」で食べるときは是非冷水のひと手間を忘れないでくださいね。
≪そば打ちで重要な食塩の役割≫
それと、「生そば」と「食塩」について、知っておいてもらいたいのです。
最近の健康趣向の方向け?に「食塩不使用」の生そばもありますが、本当は、それちょっと残念なことと個人的に思っています。
何故かというと…そばはゆでている間に、1人前ならだいだい0.1~0.2gくらい塩分がぬけてしまうため、
全く塩分量を心配する範囲にはならないからです。
しかも、そば打ちにおける食塩の役割は、乾燥を防止したり、生地の弾力、風味や食感を良くする
といったそば打ちに大変重要な役割を持っています。
もちろん、好みは人それぞれですが「生そば」を購入するときは、
「二八(にはち)」と「食塩」に気を付けて購入したら失敗せずに、美味しい「生そば」を見つけられると思います♪
【知ってて損はない!蕎麦の効果】
意外と簡単に美味しい「生そば」のゆで方をお伝えしましたが、せっかくなので蕎麦の効果についても少し書きたいと思います。
〔蕎麦の効果〕にはいろいろな病気を予防する働きがあることはずいぶん前から立証されてきていますが、
蕎麦に保有されているルチン、リノール酸、ビタミンEは血管の老化を防ぎ、高血圧の予防に効果があり、
良質の蛋白質、ビタミンEも豊富。さらに、ヘミセルロース(食物繊維)が多く含まれているのために便秘の改善にも役立つことから、
〔美容・ダイエット効果〕に適した食材だといえます
特に、穀類では唯一の「ルチン」を含む食材といわれています。ルチンはビタミンPの一種で、
老化によって細くなった毛細血管を強化し血圧を下げる効果があり、糖尿病予防や生活習慣病の予防や出血性疾患の予防に大きな役割を果たします。
お分かりの通り、血液を若返らすことで、体の中の巡りが良くなり、代謝がUPすることで、
むくみが収まり余分な老廃物を体外からの排出を促してくれます。
また、「コリン」という成分も含まれていて、
これは肝臓の働きを促進する効果があり、肝臓に脂肪が溜まるのを防いでくれます。
蕎麦の豊富な食物繊維は体内で消化・吸収整腸作用という重要な役割を果たし、
便通も整えてくれて、美味しくて、美容・ダイエットにはホントに有難い食材の1つと言えます。
【生そばを美味しく食べる/美容のまとめ】
■「生そば」は 「ゆで過ぎ」は大敵!温かいそばの時も冷水でさっとくぐらせ、ぬめりを取ってから熱湯を注ぎましょう。
■生そばを購入するときは、そば粉100%より小麦粉2割、食塩の記載があるものを選びましょう。
■栄養価が高くカロリー控えめで「美容・ダイエット」にはとってもいい食材。
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