将棋界の天才と呼ばれた男・村山聖。松山ケンイチさんが映画「聖の青春」で村山さんを演じるために20kg増量したことでも話題になっていますが、調べていくと天才とは言え普通の男性としての欲求・彼女,結婚への願望が強かったという性格が分かってきました。
また現在はお亡くなりになってしまっている村山聖さん。
亡くなられた原因は病気で、その病名はネフローゼ症候群だった?
今回はネフローゼ症候群がどのような病気であるかについてもご紹介していきましょう。
村山聖は彼女や結婚願望が強かった?そこから見える性格とは?
短すぎる命を授かった天才。もし今頃生きていればあの羽生善治を凌ぐほどの人物だったかもしれない。
ここまで言われている村山聖さんですが、みなさんはどんな人をイメージしますか?
私は将棋一本で、他のことは何も考えず、病気というハンデをものともしない強い精神の持ち主だと思っていました。
しかし、村山聖さんほど普通に普通の欲求を持った人はおらず、むしろ最近の草食系男子と言われている若者よりも強欲な性格だったことが、彼の知り合いからの話では見えてきます。
強欲という言葉は語弊がありますね(笑)
まあ最近の若者は「さとり世代」とも言われるほど欲がないので、そのくらいの表現はしたほうが分かりやすいかなっと!
先崎学六段の話では、よく飲んだりしたときにこう言われるそうなんです。
『先崎君はいいな~』
『彼女がいて・・・。』
え?そっちですか( ゚Д゚)
村山さんには夢があって、
- 名人になって将棋をやめる⇒ゆっくり暮らす
- 素敵な恋をして結婚すること
この2つが彼の夢でした。
正直、意外でしたね。
完全に偏見なのですが、身体のハンデをもっている人はこういう彼女とか結婚とかは諦めてしまっているものだと勝手思い込んでいました。
いや、なんかお恥ずかしい。
自分が病気を持っていることを知りつつも、やはり人間の本能的な部分。
彼女がほしいとか、結婚したいという欲求は人並以上にもっていた村山聖さん。
天才と呼ばれた彼も、一人の男だったということですね。
そして村山聖の性格もごく普通の男子ということも分かりました。
若い男が趣向するようなことをいっぱいしていました。
友人と麻雀をしたり、人生や恋について語ったり、朝まで飲み明かしたり。
ただ普通と違ったのはとにかく”真っすぐ”だったところですね!
「名人になりたい」この真っすぐさと世間一般の俗人と変わらない性格。
これが村山聖という男なのです。
村山聖の病気はネフローゼ症候群?どんな病気なの??
さて、村山聖さんは1998年に亡くなられていますが、彼を蝕んだ病気とは何だったのでしょうか?
彼は腎臓の難病『ネフローゼ症候群』を患っていました。
この病気が発覚したのは5歳の時で、よく入院をしていて院内学習の日々を過ごしていたのこと。
ネフローゼ症候群とは、、
尿にタンパクがたくさん出てしまうために、血液中のタンパクが減り(低たんぱく血症)、その結果、むくみ(浮腫)が起こる疾患です。 むくみは、低タンパク血症が起こるために血管の中の水分が減って血管の外に水分と塩分が増えるために起こります。 高度になると肺やお腹、さらに心臓や陰嚢にも水がたまります。
引用:www.twmu.ac.jp/NEP/nephrotic-syndrome.html
症状としては私生活でハッキリと分かるものではなく、体重の増加や体のだるさ、尿の泡立ちがあったりしますが、病院に行って初めて分かるケースも多い病気です。
映画『聖の青春』で、松山ケンイチさんが役作りのため20kgの体重増量を図りましたが、この病気特有の顔のむくみや体重の増加を表現するためだったのですね。
そしてプロ入りして有名な棋士になったのですが、病気が進行し『急性膀胱癌』であることが判明。
29歳という若さでこの世を去ってしまったのです。
ネフローゼ症候群は合併症を招きやすい病気として、かなり厄介な難病なんです。
悪性腫瘍を発症してしまう形で表れてしまったのですね。
あとがき
今回は棋士・村山聖さんについてまとめてみました。
天才とは言え、とにかく人間っぽさが目立つ村山さん。
普通に彼女や結婚への願望があり、普通の男性としての欲求や性格を持ち合わせていました。
映画『聖の青春』ではそんな村山さんの人間らしさを上手く表現してほしいですね!
それでは今回はこれにて!!
コメントを残す