「火を噴くスマホ」とかなりヤバイ汚名がつけられているサムスン発のスマートフォン『ギャラクシーノート7(Galaxy Note 7)』ですが、こんな調子で本当に日本で販売されるのでしょうか?個人的には完全に販売中止の流れだと思っています。
ってか爆発の原因って何なのよ??
巷じゃ新しく搭載された新機能の”急速充電”に原因があるんじゃないの?とか色々言われていますが、サムスン自体は『むしろユーザーの使い方に問題があるのでは?』と見解を言ってくる始末。
日本のバッテリーメーカーにまで影響が出るとか色々言われていて、もう何がなんだか意味が分からないですね。
もうちょい初心者にも分かりやすく説明してくれ~!!
という意見も多いと思うので、ギャラクシーノート7の爆発事件の経緯や真相に迫っていきたいと思います。
目次
ギャラクシーノート7(GalaxyNote7)の爆発事故は最初はどこで起こった?時系列をまとめてみた動画有
2016年8月19日にアメリカなどで発売を開始したサムスンのギャラクシーノート7(GalaxyNote7)の爆発事件がかなり話題になっていますね。
まず事の始めは、8月24日にあるオンラインコミュニティで黒焦げになったギャラクシーノート7の写真をアップロードしたことだった。
この画像と一緒に「購入して1週間もしないギャラクシーノート7がバンっといって爆発した。ふとんも黒焦げになってしまった」というコメントが残されていました。
また8月30日には別SNSに同様の画像がアップロードされて、虚偽の投稿かと思われていたモノに真実味が出てきたというわけですね。
しばらくサムスンは対応はせずに、ネットのユーザーからは「念のため充電中は体から離しておいたほうがいい」という口コミが広がっていました。
それもどうなんだってかんじですがね・・・(笑)
サムスンは9月2日に、ギャラクシーノート7のリコールを発表して世界に販売した約250万台について回収作業をはじめました。
まあ最初の事故が起きてから、約2週間経ってからの対応で、ちょっと遅いんじゃないの~と思ってしまいますが、ようやくスマートフォン本体に否があることを認めてくれましたね。
しかし、その後も爆発の報告は後を絶たないのです。
9月19日、中国では始めてのギャラクシーノート7の爆発事故が起きてしまいました。この件に関しては、スマホ本体というよりはオーブン又はファンヒーターの熱で爆発してしまったと報じられていましたが、危険だと認知されているスマホをそんな環境に普通置くか?って感じですよね(笑)
この爆発事故の調査もサムスンと中国のバッテリー会社のアンペレックス・テクノロジー・リミテッド(ATL)が共同で行ったというところで疑惑だらけです。
『爆発は中国せいだ!』
と言わんばかりの調査結果でしたね。
そんな爆発事故が相次ぐ中、誤報も混じっていました。
それはアメリカで6歳の子供がギャラクシーノート7の爆発事故にあって、火傷をしてしまったというものです。
これに関しては、『これは誤報で爆発したのは、ギャラクシーノート7ではなくサムスンの別の端末でした。』と報じられました。
あ、別の端末なんだ~。良かった~(。-∀-)
って、ならないですよね!!(笑)
むしろ別の端末も爆発するんかい!!?って突っ込むところだろ、そこは。
一体、その別の端末ってどの端末だよ!教えてくれーー!!と思うのが普通じゃないかい?
ギャラクシーノート7に似てる端末として有名なのは、ギャラクシーS7あたりかなっと思いますが、真相はハッキリとは報道されませんでしたね。
これ以上、他の機種も売れなくなるのを恐れて報道させないようにお金でも裏で支払ったのでしょうか?
しかもこんな状況で、サムスンは自国である韓国では9月28日から販売を開始するそうですよ( ゚Д゚)
いやいや、さすがに売れないだろ(笑)
原因とか、その後の対応とか全然はっきりしない状態で、発売日だけ公開するなんて、どんだけ太い神経しているんだよ・・・。
ユーザーも怖くてそんな端末使えないよ!!納得できる説明した後で、発売開始するべきでは?
今後はオーストラリアでは10月上旬に発売予定で、日本での発売予定日は未だ未定という状態です。
ギャラクシーノート(GalaxyNote7)の爆発事故の原因は急速充電機能?
さて、どうしてこんな爆発事故が相次いでいるのでしょうか?
中国の爆発事故はオーブン又はファンヒーターの熱の影響(これももはやどっちだよ!ってかんじですが)などの「ユーザーの使い方」に原因があると指摘してましたが、爆発事故は充電中に発生しているためバッテリーに原因があることは確実ですね。
分かりやすくいうとギャラクシーノート7に内蔵されているリチウムイオン電池が充電中に出火することで爆発が起こるということです。
しかも今回のギャラクシーノート7には新たに急速充電機能をグレードアップしたと言われており、それが原因ではないかと言われているんですね。
まあ今までになかった機能を入れて、爆発が起こったと言うのであれば疑うポイントはまずそこですわな(´・ω・`)
ちなみに急速充電は、通常よりも多くの電流を流すことにより、充電スピードを速くするものなのですが、大容量の電流が流れるためにスマホが発熱しやくなり、充電完了後は速やかに充電ケーブルを抜いて、冷却するのが電池を長持ちさせるコツです。
一般的なスマホの充電電流は600~800mAと言われていますが、今回のギャラクシーノート7は3500mAという大容量で通常の4~5倍程度の電流が流れます。
まあ当然、それに耐えうる設計にしておかないといけないのですがね・・・。
サムスンも流石に安全性や品質を確かめるテストはしているはずですが、かなり甘めな試験だったのではと疑いたくなります。
ギャラクシーノート7(GalaxyNote7)の爆発事故は日本バッテリーメーカーにも影響が?
さて、このギャラクシーノート7のバッテリー問題。日本にも影響が出るかもしれないということをご存知でしょうか?
このバッテリー、つまりリチウムイオン二次電池を製造しているのはサムスンSDIという会社なのですが、日本の企業もこのバッテリーメーカーに部品供給をしていたのです。
その部品とはセパレーター(絶縁材)と言われるモノで、役割としては異常発熱を防止するものです。
異常発熱を防止する部品だって・・・?
これはやばいのではないでしょうか?
だって、サムスンは韓国というお国柄「日本には敵意がある」じゃないですか?(個人的意見ですが、一般的世論でしょ?)
こんな事件が起こったら原因を究明しないといけません。
もっといやらしい言い方をすると、原因を何かしろ作らなければなりません。
こんな局面にたたされたサムスンのする行動は一つでしょ。
『あの爆発事故は日本の企業が原因だ。』
と。。。容易に想像ができてしまいます。
サムスンSDIとセパレーターで取引がある日本の企業は3つあり、それぞれの見解はこんなかんじ。
・旭化成:現時点では納入しているメーカーから報告はない。
・帝人:今回の件では製品は納めていない
・東レ:社の製品が使われていたかどうかを含めて見解は話せない
どこの会社も深入りするようなコメントは言っていないが、いつサムスンから火花が飛んでくるか分からない状況であることは間違いないでしょう。
もちろん韓国の会社もセパレーターを供給しており韓国SKイノベーションという会社です。
韓国SKイノベーションは過去に中国の電気自動車バッテリー認証から落ちたことでも有名な会社で、しかも申請段階で落ちてしまうような品質が怪しまれている企業でもあります。
別に愛国精神が強いわけではないのですが、普通に考えたら日本のモノづくりでこんな事故が多発するか~っというのが個人的な意見ですね。
まあ真実はどうあれ、サムスンいや韓国側が日本に噛みついてくる可能性は高そうだな~と思っています。
ギャラクシーノート7(GalaxyNote7)は日本で販売されるの?中止にしたほうがいいんじゃない??
さて、最後にギャラクシーノート7は日本で販売されるのか?ってことです。
これだけ爆発事故が高い確率で起こっている以上、普通に考えたら中止だろと思いますよね(/・ω・)/
現に国土交通省も、飛行機の中でギャラクシーノート7を充電するを禁止にしているほどです。
これは日本政府もギャラクシーノート7はを粗悪品を認めている証拠ですし、そもそも安全第一主義の日本人がギャラクシーノート7を買うとは思えません。
リコールがされて安全対策がされたとしても・・・どうですか?使いたいですか??
少なくとも私は使いたくないですね。いつ発火するか分からないスマホを使うくらいなら2年間愛用しているiPhone5Sを使い続けます(笑)
しかし、日本の携帯キャリアdocomoやauも商売ですからね。
ギャラクシーノート7に対して、もうかなりのお金を使ってしまっているでしょうし「はい発売中止。」と簡単には言えないでしょう。
でもここで発売中止を打ち出す勇気があれば、かえってユーザーの信頼も向上して後々いいんじゃないかな~とは思いますね。
どちらも大企業なので、『販売する』にも『販売中止』にもハンコを押せないのが、現在発売日が未定な理由ではないかなっと思います。
あとがき
今回はサムスンのギャラクシーノート7についてまとめてみました。
最大の焦点となるのは、日本で発売されるのか?発売されたとしても売れるのか??
というところですね。個人的には発売中止にしたほうが国民にとっても、企業のためだと思いますが、人というのは目先の利益しか考えられない生き物ですからね。
たとえどんな結果に終わったとしても、誰も怪我をしてほしくない。それしか言えねぇっすね。
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